こんにちは!手帳やノートが大好きな まやま(@mayama-san)です。

心に残ったTweetやスマホに打ち込んだメモを、いつでも見返せるように手帳やノートに残しておきたい。でも、スマホから書き写すのって結構大変。
そんな方におすすめなのが、手のひらサイズのスマホ用プリンター Phomemo(フォメモ)です。
今回は、Phomemo Pocket Printer M02S を購入したので、その使い方や感想をレビューします。
また、Phomemoの人気機種であるM02やM02 PRO、さらに最新機種のM03との違いや選び方についてもお伝えします。
(M02 PROは「PRO」と表記されることもありますが、同じ商品です。)
・Phomemo【M03・M02S・M02 PRO・M02】の違いや選び方が知りたい
・スマホの情報をプリントアウトして、そのまま手帳やノートに貼りたい
・手書きは苦手だけれど、手帳やノートをかわいくデコレーションしたい
・Phomemoをどのように使っているのか、実際の使い方を見てみたい
目次
Phomemo(フォメモ)って何?

Phomemo(フォメモ)は、名前の通り「フォト+メモ」が印刷できるスマホ用ポケットプリンターです。
スマホにBluetoothで接続して、写真やメモ、スクショなどを、モノクロでプリントアウトすることができます。
インク不要の感熱プリンター
Phomemoは、レシートと同じ方式の感熱プリンター(サーマルプリンター)です。
「感熱」とあるように、熱の力を利用して紙に出力するため、インクは不要です。
つまり、インクを購入する必要がないので、一般的なプリンターと比べてコスパが良いと言えます。
ここで注意が必要なのは、Phomemoでは、フルカラー印刷ができないこと。
用紙によっては、青色や金色などで印刷できますが、それもモノクロ(単色)印刷となります。
Phomemoの用紙の種類は?

使用するのは、Phomemo専用の感熱ロール用紙です。
用紙幅は15mm・25mm・53mmの3種類で、シールタイプ・透明タイプ・半透明タイプなど、およそ40種類の専用用紙が取り揃えられています。
価格は、ノーマルタイプ・3.5m×3巻セット(10.5m)/約1,500円(税込)です。
私は、半透明感熱ロールシールを追加購入しました。
Phomemo用紙の代用品はあるの?
Phomemo専用の用紙は、若干高いので、コスパが悪いと感じるかもしれません。
そんな方にオススメなのが、コクヨ感熱ロール紙(幅58mm×直径30mm)です。
私も実際にAmazonで購入してみました。
価格は、税込1,100円でした。

Phomemo M02Sにすっぽりと入るサイズのロール紙が、5巻も入っています。
ひとつひとつ個包装されており、保存が効きそう。
シールタイプではなく、いわゆるレシートのような感じです。
レシートより薄いので、手帳やノートに貼ったときに凸凹しなくて良いですね。

注意点は、用紙の取り付け方法です。
Phomemoに付属している紙送り用の黒い部品を使わず、用紙を直接入れるのがポイントです。
また、用紙を入れる方向は、上の写真を参照してください。
専用用紙と入れる方向が上下逆です。
一度印刷してみて印字されないようであれば、取り付け方が逆ですので試してみてください。

印刷してみると、Phomemo専用の用紙と比べても遜色ありません。
ちょっとしたメモであれば、惜しみなくどんどん印刷できるコクヨ感熱ロール紙(幅58mm×直径30mm)が便利です。
ただし、代替用紙はメーカー非推奨ですので、自己責任でお願いします。
私は、使い捨てのメモには代用品、お気に入りの手帳には正規品を使用するなど、使い分けています。
Phomemoで印刷した文字は消える?

一般的な、感熱紙の印刷後の保存期間は5年ほどと言われています。
時間の経過とともに、色が少しずつ薄くなり、最後には消えることもあります。
長持ちさせるには、直射日光を避けた冷暗所で保管するなどの工夫が必要です。
そのため、ずっと先まで残しておきたい大切な情報を印刷するのには向いていません。
しかし、印刷してすぐに消えてしまったり、色が薄くなってしまったりといったことはないので安心してください。
スーパーで買い物した時のレシートを思い浮かべてもらえば良いと思います。
Phomemoの使い道は?
Phomemoの使い道は、スマホの中の写真やメモ・スクショを印刷するだけにとどまりません。
- お名前シール
- 整理整頓ラベル
- ギフトラベル
- TO DO リスト
- 名刺
- 専用アプリを使い、書類を写真でスキャンして印刷
Phomemoのアプリの中には、様々なテンプレートがあり、文字を入力するだけで、簡単にかわいいラベルを作ることができます。
またアプリが更新されるたびに、その季節ならではのテンプレートが追加されるので、かわいい手帳づくりにもおすすめです。

こちらは、実際にPhomemoで印刷した用紙を手帳に貼ったものです。
左上はスマホで撮影したセキセイインコの写真、左下は似顔絵イラストです。
写真に少し縦線が入っているものの、コントラストがはっきりして、キレイに印刷できていると思います。
右上は名刺、右下は買い物リストです。
かすれることなく、くっきりと印刷できました。
お好みで、印刷の濃さを調節することもできます。
Phomemoの購入場所
Phomemoは、楽天市場やAmazonで購入することができます。
私は、AmazonのPhomemo公式ショップで購入しました。
私が購入したときは、割引クーポンが配布されているAmazonの方が安かったです。
15%OFFクーポンが適用され、9,700円→8,245円でした。
クーポンは、Amazonの当該商品ページに掲載されており、誰でも使うことができます。
楽天市場のPhomemo公式ショップでも、独自のクーポンが掲載されていることがあるので要チェックです。
楽天市場のポイント率が高い方や、お買い物マラソンなどでさらにお得な場合もありますので、比較してみましょう。
Phomemo M03・M02S・M02 PRO・M02の違いと選び方
Phomemo Pocket Printerで人気なのはM02S・M02 PRO・M02の3機種です。また、2021年7月には、最新機種のM03が発売されました。
それぞれの主な特徴を比較してみましょう。
Phomemo 4機種の違いを比較
Phomemo M03・M02S・M02 PRO・M02を、左から発売時期が新しい順に並べています。
M03 | M02S | M02 PRO | M02 | |
Amazon価格 | 10,999円 | 9,700円 | 8,700円 | 5,999円 |
解像度 | 203DPI | 300DPI | 300DPI | 203DPI |
対応用紙(mm) | 53・80 | 15・25・53 | 15・25・53 | 53 |
本体サイズ(mm) | 115×110×65 | 116×96×56 | 83×83×40 | 83×83×40 |
重さ | 220g | 197g | 190g | ? |
カラー | 6色 | 5色 | 3色 | 5色 |
比較してみると、主な違いは、価格・解像度・対応用紙の種類だということがわかりました。
Phomemoの選び方
Phomemo M03・M02S・M02 PRO・M02の違いを比較しながら、特徴をまとめてみました。
- 価格は、M02が5,999円でいちばん安いが、解像度が203DPIと低く、対応用紙は53mmしかない。
- 解像度は、M02SとM02 PROが300DPIと高い。この2つはほぼ同じ機能だが、発売時期が古いM02 PROの方が1,000円安い。ただし、M02Sは他とは違った封筒のようなデザインで、5色から選べる。
- 最新機種のM03は、対応用紙が53mmと80mmの2つだけだが、他に80mmに対応している機種はない。また、用紙が外付けになっているので、他の機種とデザインが全く違う。
これらを踏まえた上で、自分に合ったPhomemoの選び方は・・・
- 「文字を中心に印刷するので、画質にはこだわらない。53mmの用紙だけで十分!」という方は、M02
- 文字だけでなく、モノクロ写真もくっきりと印刷したい方は、M02SかM02 PRO
- M02SかM02 PROかで迷った場合は、価格、デザイン、発売時期を比較して、自分の優先度の高い部分を重視
- 画質にはこだわらず、学習用で、ノートに大きな表やグラフなどを貼りたい方は、M03

これらを考慮し、私はM02Sを選びました。
選んだいちばんの理由は、本体が他にはない封筒のような可愛いデザインだったこと。
また、機能はM02 PROとほぼ同じですが、発売時期が新しいこともポイントでした。
写真やイラストを印刷するかもしれないので、解像度の高さも購入の決め手となりました。
皆さんも、選び方の参考にしていただければ幸いです
私が買ったM02S
大きい用紙に印刷できるM03
M02Sとほぼ同じ機能のM02 PRO
価格が安いM02
Phomemo M02S の使い方
ここからは、私が購入したPhomemo M02Sの使い方を説明します。
他の機種もほぼ同じ使い方なので、参考になさってください。
付属品と操作方法

Phomemo M02Sの付属品は、本体・マイクロUSBケーブル(Bタイプ)、取扱説明書です。
また、本体の中にお試し用のシール用紙がセットされていました。
操作方法
- まず本体をフル充電しましょう。
- その間に、スマホでアプリをダウンロードしておきます。iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playストアで、「Phomemo」と検索すると出てきます。
- 本体の電源ボタンを長押しするとスイッチが光り、オンの状態になります。
- アプリを開き、スマホとBluetoothで繋ぎます。
- 編集して印刷します。
Phomemoアプリは、普段スマホを使っている方なら、感覚的に操作できてとても簡単です。
編集・印刷方法については、アプリ内の「プリンター操作ガイド」に、動画を使った詳しい説明がありますので参考になさってください。
まやま流 Phomemoの使い方・使ってみた感想

ここからは、私マヤマがPhomemoをどのように活用しているかをご紹介します。
使用しているのは、付属していた「感熱ロールシール」と、追加購入した「半透明感熱ロールシール」です。

これからやってみたいことをTO DO LISTのテンプレートに打ち込んでみました。
考えるだけでワクワクすることをノートに記しておくと、叶えたいという気持ちが高まって、願いが叶いやすくなるそうです。
半透明感熱ロールシールに印刷すると、周囲のデコレーションに溶け込み、おしゃれな見た目になります。
すりガラスのような見え方で、ほぼ日手帳ならではの方眼線が浮かび上がるところがお気に入りです。

また、右下に、Phomemoアプリに入っていたお城のイラストを貼ってみました。
こちらも、半透明感熱ロールシールを使用しています。
このようなイラストをシールのように貼ってデコレーションすると、手帳の隙間を埋めることができます。
手帳に書くことがなくて、白紙になってしまうことに罪悪感をおぼえる方にもおすすめです。

一週間の始まりに、しいたけ占いを印刷して能率手帳ゴールドに貼っています。
しいたけ占いは、VOGUE GIRLというウェブサイトで毎週無料公開されている星座占いです。
辛いことや困難があると手帳を見返して、

あぁ、こういう時期だから仕方ないな。
などと、心を落ち着かせています。
半透明感熱ロールシールは、能率手帳ゴールドならではの紙の色を損なうことがありません。

また、印象に残ったTweetを印刷して貼ることもあります。
今回は、便宜上自分のTweetを貼っていますが、面白いTweetを見つけたら、印刷するようにしています。
時々見返しては、クスッと笑って元気をもらっています。
付属していた感熱ロールシールで印刷すると、レシートみたいで可愛いです。
のりがなくてもすぐに貼れるシールタイプは、やはり便利ですね。
面倒臭がりな私でも、続けられています。

さらに、勇気づけられたメールをスクショして印刷することもあります。
こちらは友人が送ってくれたメールです。
要約して書き写すよりも、行間や句読点を含めてそのまま残しておきたいと思った文章は、どんどん印刷するようにしています。
Phomemoは、手帳やノートをデコレーションすることが大好きな私にとって、無くてはならないアイテムとなりました。
テンプレートが豊富で、デコレーションのアイデアがどんどん湧いてきます。
半透明感熱ロールシールは、手帳の紙そのものを活かしてくれるので、ロルバーンなどの黄色っぽい用紙にも合わせやすいと思います。
印刷音もそれほど気にならないので、喫茶店での手帳タイムも捗ります。
フルカラー印刷も良いですが、モノクロ印刷も味があってなかなか良いですね。

Phomemo、とても気に入りました!
まとめ
ここまでPhomemo Pocket Printerの機種による違いや、実際の使い方をお伝えしてきました。
選び方の参考になったでしょうか。
Phomemoを持ち運ぼう
ポケットサイズで、置き場所にも困らないPhomemo。
私は、喫茶店で手帳タイムをするために持ち運びたいので、専用のポーチまで購入してしまいました。
2021年9月に購入した際、Amazon価格は1,360円でした。
2022年4月末に価格をチェックしてみると、1,139円に値下がりしていました。

ペルベットのような厚みのある生地で、クッション性があります。
なんと言っても、きのこのイラストとPhomemoの文字が可愛い!

ポケットが一つ付いていて、ケーブルコードや予備の用紙も入れられます。
Phomemoは、授業や仕事で重要なことを、写真に撮って・スマホに打ち込んで、いつでもどこでも活用することができます。
Phomemoはこんな方におすすめ
- 手帳やノートを可愛くデコレーションしたい
- 授業や仕事で重要なことをスマホでメモして印刷したい
- 書類をアプリでスキャンして印刷したい
- お名前シールや整理整頓ラベルを作りたい
このような方は、是非Phomemoを使ってみてください。
手帳やノートの気になる余白を簡単に埋めることができるので、手帳が続かないという方にもおすすめです。

一緒に、楽しい手帳ライフを始めましょう!